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一覧に戻るガーレー剛軟度試験機
Gurley Type Bending Stiffness Tester
型式
GAS-10
規格
JIS L-1096曲げ反発性A法
JAPAN TAPPI No.40
用途・特長
主として硬めの織物や紙(ティシュペーパー等の衛生用紙は除外)の荷重曲げに対する曲げ反発性を測定し、素材の持つ剛軟性を求める試験機です。
短冊状試験片の一端を固定した可動アームを定速回転させ、平衡振子に接する試験片自由端が平衡振子を離れる瞬間に振子指針が指し示す目盛を読み取り、規定の基本式から剛軟度(mN)を算出します。
紙の場合にはガーレーこわさ(mN)と呼び、その算出基本式が異なりますが、試験機の構造は同じです。
備考
織物の剛軟度(Br)は次式によって求める:
Br=RG×(aWa+bWb+cWc)×[(L-12.7)2/d]×
3.375×10-5
ここに
Br: 剛軟度(mN)
RG: 試験片が振子から離れるときの目盛(mgf)
a,b ,c: 荷重取付孔と支点間の距離(㎜)
Wa,Wb,Wc: 荷重取付孔に取り付けた分銅質量(g)
L: 試験片の長さ(㎜)
D: 試験片の幅(㎜)
仕様
GAS-10 | |
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試験片寸法 | W25×L89㎜(標準寸法) 最大試験片長:114㎜ |
振子目盛範囲 | 0~8(左右) |
最小読取目盛 | 0.2 |
平衡振子軸受 | ピポット軸受 |
振子感度 | 1g以下 |
アーム回転速度 | 2回/分 |
回転角度 | 左右に約20° |
おもりの種類 | 5、25、50、200g |
電源 | AC100V |
外形寸法(約) | 幅300×奥行200×高さ400㎜ |
重量(約) | 20kg |