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一覧に戻る定荷重伸び試験装置(マルテンス形)
Fixed Load Elongation Test Apparatus
型式
FLM-3M(3連), FLM-6M(6連)
規格
ASTM D 3107
用途・特長
本装つかみ間隔を150㎜として下側には下部チャックを含めて10Kgf(98.1N)の荷重かけ、10分間経過後の標線間距離を測定・記録して後荷重を取り去り、除重から10分後の標線間距離を測り、次式により定荷重伸び率(%)、残留ひずみ率を置は、自動車のシート表皮用布材料の“定荷重伸び率及び残留ひずみ率”の試験を行うもので、「マルテンス形疲労度試験機」と呼ばれる試験装置です。
上部チャックに試験片の一端をつかみ、求めます。
定荷重伸び率(%)={(L1-L0)/L0}×100
残留ひずみ率(%)={(L2-L0)/L0}×100
L0:試験前の標線間距離(㎜)
L1:荷重をかけて10分後の標線間距離(㎜)
L2:除重から10分後の標線間距離(㎜)
【機 構】
下部チャックテーブル架台はモーター駆動により上下移動し、スライド式リミットスイッチにより予めセットした試験片つかみ間隔の規定位置で停止します。この位置にて上下チャックに試験片を取り付け、テーブル架台を下降させれば、試験片に規定荷重のテンションが加わる機構になっています。試験時間はリセットタイマーで管理され、試験時間経過にブザーが鳴ります。
仕様
FLM-3M(3連) | FLM-6M(6連) | |
---|---|---|
試験片掛数 | 3点 | 6点(3点1セットが2連) |
試験片寸法 | 巾80×長さ100㎜ (基準寸法) 最大可能長さ:250㎜ | 左記 同じ |
試験片厚さ | 10㎜(Max.) | 左記 同じ |
つかみ間隔 | 100~300㎜(可変) 基準間隔:150㎜ | 左記 同じ |
チャック方式 | 角付テンタークリップ (チャック巾:100mm) | 左記 同じ |
下部チャック重さ | 3㎏(分銅受台含む) | 左記 同じ |
最大引張荷重 | 10㎏(下部チャック受台 +2㎏分銅+5㎏分銅) | 左記 同じ |
試験タイマー | デジタルセットタイマー(99h59m) *終了ブザー連動 | 左記 同じ |
ギヤードモーター | 60W(1台) | 60W(2台) |
電源 | AC 100V or 220VW | 左記 同じ |
装置外寸法(㎜) | 920(幅)×600(奥行)×1800(高) | 1730(幅)×600(奥行)×1800(高) |